香川用水について

香川用水は、「吉野川総合開発事業」の一環で、昭和43年から工事が行われ、共用区間は昭和50年、農専区間は昭和56年に完成しました。


■「吉野川総合開発事業」とは
徳島県を流れる吉野川は、四国三郎とも言われる全国でも有数の大河川です。
「吉野川総合開発事業」とは、その吉野川上流に「早明浦ダム」を建設し、ダムの洪水調節機能により河川の安定を図りつつ、都市用水や農業用水を四国4県に供給、また、水力発電も行う総合開発事業のことです。


高知県の「早明浦ダム」から徳島県の「池田ダム」を通じて、香川県へ供給される水の量は、年間合計2億4,700万トン(計画量)で、農業用水・上水道用水・工業用水として利用され、香川県の産業経済の発展、県民生活の向上になくてはならない非常に大切なものです。



香川用水概要図




赤い線は、農業用水専用区間で、香川用水土地改良区により管理されています。
青い線は、農業用水、都市用水の共用区間で、水資源機構により管理されています。